2007年11月16日

あまりにお粗末

ちょっとありえない話しを耳にした。

ある県での出来ごとである。
一人のベンチャースカウトがめでてく富士章を取得した。

その伝達式を県連の意向で県カブラリーの場で行うことに
したそうである。
カブラリーという機会をどう捉えるかは賛否あると思う。

原隊で厳かにやるのがいい、という意見もあるだろうし
出来るだけ多くのスカウト、特に後輩スカウトの憧れと
なるように大きなイベントの際が望ましいという意見もあろう。

ここではカブラリーという機会が適切かどうかは問題と
しない。

問題はこのカブラリーが、このスカウトの富士取得がなって
から2ヶ月後である、ということである。

つまりこのスカウトは取得なったはずの富士章を2ヶ月間
お預けをくっていた、ということになる。

伝達は県連役員がこのスカウトの隊の団行事なりに出向いて
実施し、 それとは別枠で2ヵ月後のカブラリーの席上で
お披露目をする、という方法だってあっただろうに、ただ
カブラリーの日まで「県連の意向」でお預けにした。


そして、更なる悲劇がこのスカウトを襲う。

その待ちわびたカブラリーでの伝達の直前、県連事務局長が
富士章と証明書を県連に忘れてきたことが発覚した。
この事務局長は舌をだしてごまかした、というからもう何を
いう気もうせる。

そうはいっても無いものは仕方がない、とばかりに展示資料
にあった富士章ワッペンをはがしてきて、形式だけ伝達の
『真似』をやってその場を切り抜けたそうである。
『切り抜けた』と思ったのはおそらく県連の大人だけでスカウト
本人はとても納得できるものではなかったであろうことは
容易に想像できる。

そして、とうとうその日一日、県連の役員はこのスカウトに
謝罪することがなかったそうである。

『スカウトは誠実である』
小学校5年生でBSに入隊したその日に唱えなくてはならない
「おきて」の最初の項目である。

常日頃、スカウトの現状をあれこれ言っている役員がこれである。

ホンネとタテマエにしても度が過ぎている。


実はこの話には後日談があり、それから結構な期間がすぎている
にも関わらず、このスカウトにはいまだに富士章が手渡されて
いないのである。

県連に置き忘れたはずの富士章が紛失中だそうである。
この後にいたっても、「どこかにあるはずだから」と日連に
再交付申請もされずに放っておかれている。
もちろん事情説明も謝罪もそのスカウトには一切無しのままで。

心ある隊指導者は心底怒って欲しい。

10000歩譲ってミスはいた仕方ない。
速やかに非を認め、しかるべき行動を取るならば! である。

再交付を申請すれば当然、この情けない紛失劇を白状する必要
に迫られる。 その責任の擦り付け合いが県連内部で起きている
のかもしれない。

しかし、そんなことはこのスカウトには一切関係がないのである。

どこの県連もこうだ、とは勿論言わない。

しかし、こうした情けない、そして恥ずべきことが組織の
ある程度「上」と考えられている場で起きている。
きっとこれに類するばかばかしい話はほかでも起きているの
ではないか、と思う。


更に信じられないのは、この顛末をこの隊の隊長がSNS上で
日記にした。

すると・・・・
「それは隊長の愚痴でしょ」というコメントが一つならず
寄せられた。

私にはこうした仕儀を受けて激昂しないで居られる泰然自若と
した振る舞いはできそうもないが、それにしても何故こうも
醒めた言を寄せることができるのか。

自分のスカウトが理不尽な仕打ちをうけて平然と居られる、と
いうことは隊長として必要な資質なのだろうか・・・・・


暗澹たる気分になる話である。
posted by It's classified. at 13:31| ☔| Comment(7) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うちの事件を長引かせてスイマセン。
今日ある用事で県連理事長のところ(昔は同じ団でした)に電話をかけた際に、個人的な(ボクとその方の話。とりあえずプログラム委員長経由でクレームつけたから)会話として、富士伝達の顛末を言いました所、事務局長は仕事が多すぎるし、これはプログラム委員会の責任だ!事務局長は謝らなくて良いんだ。と言われました。
とりあえず、責任の所在はどうでもいいから正式に富士章を伝達して欲しいとだけいいました。
とりあえず、明日(土曜日)話ししとくから)となりました。
長野の大先輩から、イロイロなVSスカウトから今回の事件の意見を送っていただきました。
紛失事件は、お粗末過ぎる話しなので別として、
伝達式について色んな人の意見は参考になりました。正論や答えは一つではないのでしょうが、
唯一つ現場も運営側も正しい認識の下で伝達を行う事が大切という事です。
BSAのように社会的にポピュラーで身近なものならCS,VS&保護者にも、その意義が伝わるのでしょうが現在はその下地作りがまだまだなのも確かです。下手すりゃBS以上の指導者、そして育成するのが使命のVSの指導者でさえ、関係ない縁が遠いものと感じてるかもしれません。
現在のVS課程における富士章は誰にも取得できるチャンスがあるものと思います。
指導者が何をすべきか、スカウトに何を伝えるか、考え続ける日々です。
ここでイロイロ勉強させていただきたく思います。
Posted by 魂の動き at 2007年11月16日 21:31
今朝一番で、某指導者のおじさんからメールがきました。

そのメールにはあるVS隊長から昨晩3度も電話がかかってきたことが書かれていました。

最近どんどんはみ出し指導者が集まってくるような気がします。

表のブログはさながら梁山泊の様相を呈し始めています。

堅気の指導者が寄り付かなくなったりして・・・
Posted by 席亭 at 2007年11月16日 22:52
[ぶち切れる]が素直な表現でなくてなんなのか。
今日一日頭から離れませんでした。表現の話でおかしな方向に進ませまいと即コメントをいれて考えましたがやっぱり、[切れて]やらなければいけないと思い、再度コメントを投入しました。

スカウト本人がぶち切れればどんな仕打ちがあるかわかりません。私のスカウトのためなら私が切れて守ってやらないと・・・・。
そんな守り方は、スカウトも喜ばないとつっこまれるのはあの場では、間違いない。

実は富士騒動は私のところでも数年前にありました。
富士顕彰の出欠で、1人が東宮1人が官邸で日にちが違いました。2名の富士で抽選となりました。
そしてうちの富士は官邸の日は都合が悪い旨最初から申し出ていたのですが、当然どちらも東宮希望なわけでくじ引きになったのですが、もう一人が東宮になってその場は終わりました。
それなのに、県コミが最初から日程の都合がつかないと言っているスカウトを記入して日連に届けたようで、スカウトのところに官邸に出席のスケジュールが届く。スカウトは最初から辞退しているので手紙が事務的に届いただけと判断。

しかるに、当日そのスカウトは集合場所であるスカウト会館にいない。
後日日連から県連にドタキャン扱いでおしかりの電話が。
こともあろうに県連は自分たちの不始末を棚に上げてスカウトに文句を言ったのです。
スカウトはすぐに連絡を私に入れてきました。
すぐに事情を確認したところ、日連が県連に始末書を要求してきたと(スカウトが悪いというスタンスで)愚痴を言うので、口論となりました。
始末書書きたくなきゃ俺が顛末含めて報告書出してやると吐き捨てると、何を書かれるかわからないと判断したのでしょう、スカウトの問題ととらえた始末書が作成され提出されたようです。
スカウトは納得出来ないと私に話すしそれは私も同じです。
もっと徹底抗戦しスカウトを守ってやるべきだったと苦い経験があります。

しかし、自分のスカウトにされた仕打ちに怒りを表す指導者を大人げないとさらりといえる指導者がいることが信じられません。

このようなコメント書き込める場を与えていただいて深謝です。
Posted by naka@g at 2007年11月16日 23:33
ボーイスカウト(だけ?)で偉くなっちゃう人たちの集まりの中で、へんな「権威主義」みたいなのが鼻につくことがよくあります。

現実でも、ウェブでも・・・。

今回の悲劇も、そんなことを考えさせられました。
Posted by いつでも微笑を at 2007年11月16日 23:48
 ボーイスカウトという団体の中での自分の立場だけを考えている人たちがいるということでしょう。
 だから、失敗をして役職を追われることが一番こわい。だから謝れない。

 仲間内でよくする話だが、私たち指導者は、スカウトの為に誰かと喧嘩したって、県連や日連相手に立ちまわりやったって、明日の日の飯に困るわけじゃない。
 だから、なにも気にせずガンガンやればいい、文句も言えばいい、そのかわり、下手すると違う県連に行かねばならないとか、そこまで行かなくても他の団に行かねばならないというリスクはある。ちゃんとした考えさえあれば、どこでも受け入れてくれる。けんかした相手が手を回したって止められるものじゃない。
 
 スカウトの為になるなら、うるさい奴になってやろう。

 ひとつだけ気をつけなければならないのは、もしも話がこじれたときに、せっかくそのスカウトの為と思ってやった結果、そのスカウトを置いて自分が居なくなる可能性。
 
 それでスカウトが活動やめちゃったら、何のためだか解らなくなるが
Posted by Iインストラクター at 2007年11月17日 08:53
長いことやってると、憤りを感じて辞めていった人何人も知ってます。
私の書いた富士も今は少し離れています。当初は大学に行ったらすぐに研修所に行くと言ってくれていましたが、研修所で県連の上の方の人と顔を合わせるには嫌だとということで行きませんでした。今は大学やバイトもあるので、ほとぼりが冷めるまで彼のしたいようにと。
振り返れば、自分も学生時代に研修所に行き、県連に愛想尽かし15年ほど県連とは離れて活動。
県連役員が定年で引いたのを境に戻ってきた身です。
そのまま現場だけにいれば良かったのに、組織の上の方のことは見ない方が幸せののような・・・・。
性分なんでしょうね。
Posted by naka@g at 2007年11月17日 11:17
あくまでも私の感覚的な感想なんですが、

日連や県連の役員でもそれぞれの方々の所属団にしっかりと地に着いた上で役員をされている方はまともな人が多く、団とつながりの薄くなった人はおかしな人が多いですね。

ある県連では、団を追い出されて県連へ県連追い出されて日連へって図式がはっきりしている。

WSJの派遣団名簿、所属欄に[○コミ][○役員]と記載している人に苦笑。所属は団でしょ?
あなた達の書いてるのは役務。
Posted by naka@g at 2007年11月17日 11:26
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